待つだけの1週間。
音沙汰がない。
嵐のような3月が終り、4月も5日が過ぎた。
息子はもう〇〇高校の生徒ではない…。
あそこを卒業できれば安泰だったのにな。
息子にとっては厳しい嫌な先生もいたようだけど、優しい良い先生も沢山いたな。
先生も生徒も頑張っていてメディアでも注目されていた。地域では今1番勢いのある学校だった。
でも、息子はその波にうまく乗れなかった。
残念だけど、仕方ない。
もう終わってしまったのだ。
学年末に配られたアルバムには、友だちと微笑む息子の写真が載っていた。
「お前はクラスで1番良いやつだ。だから学校に来てほしい。やめないでほしい。」泣きながらそう伝えてくれた友だちもいたようだ。
在籍は3/31まで。4/1からは通信制高校の生徒に…。
感傷に浸る余裕すらない。焦りと不安が押し寄せてくる。…生徒になってる?
個別相談のときには大丈夫ですとお話し頂いたはず。
ん?ぱったりと連絡が途絶えましたけど。
落ちた?転入できてない??
息子に聞くと、面談のときに1週間経っても連絡なければ電話くださいって言ってたー。とあっけらかんと言われた。
そういうことはもっと早くに言って欲しい。
まぁ、言えないから今があるのだけれども。
電話すると、7日にメールが届きますということだった。
待ちます。待ちますよ。