学校生活

スクーリングとレポート提出

息子は、4月から通信制高校の2年生に転校した。月、水、金曜日と週に3回登校する週3日コースに編入した。

私の感覚では、登校日は朝からずっと学校に居なくては行けないと思っていたのだが連絡すればオンライン授業に切り替えられ登校しなくてもいいようだ。

年に何回かスクーリングという日があり、そこは必ず登校しなくてはいけない。

しかし、これも全教科ではなく自分が選択している教科だけ出席すればいいそうだ。

スクーリングの数週間後にレポート提出があり、こちらも期限内に必ず提出となっている。

今はこのレポートをやっており、同級生に聞きながらパソコンを使って進めているようだ。

先生に聞けるツールもあり、そちらの方が確実とは思うのだが、やはり全部友達に聞いてやっている。

内容はよく分からないが、息子が職業について質問してきた。

将来なりたい職業。

友人には弁が立つから弁護士を勧められたり、適正では経営コンサルタント等が当てはまると本人が言っていた。

息子は今家ではあまり話さないのだが、子どもの時はおしゃべりで話し始めも早く一日中1人で話しているような子だっだ。

他の家族は必要なことしか余り話さなかったので、末っ子の息子の存在は静かだった我が家に大きな変化を与えた。

文章も話すのと同じようなスピードで書くので、書くまではめんどくさがって遅いのだが書き始めると一瞬で終わる。小学生の時の作文は学校代表に選出され、市でも賞をとり、県に推薦されたこともある。

今でもおそらく友人の前ではよく話すのだろう。

しかし、コンサルタントという名前をみただけでは何をするのかわからない。私の知っている範囲で教えてはみたが現実的なことは知らない。

高校1年の担任の先生は、登校のきっかけになればとわざわざ知人に話を聞けるように根回ししてくれていたのだが息子は前向きに考えられず機会を逃してしまった。

経営コンサルタントをするにあたりあると良い資格などを調べていた息子。

「税理士の資格があるといいって書いてあるんだけど、経営コンサルタントは年収850万なのに、税理士は900万だから税理士で働いた方が良くない?」という。

ふむ、やはりお金は判断材料としてウエイトが大きいらしいと思い、こないだ知人にお金が好きならと指摘されたことを思い出し少し面白く感じた。

年収データは個人の能力や年齢、会社の業績に応じるのではないか当てにならないと思ったが、どんな大学に行けるか、そもそも大学に行けるのか今ではわからなくなった息子には資格を取って欲しいという思いはある。

霞ヶ関監査法人で派遣バイトをしたことがある。その時税理士は個人や中小相手に税金の計算と書類作成をし監査法人公認会計士が大企業相手に税金の計算と書類作成するとざっくり聞いた気がした。監査は必ず受けなくてはならないと法で定められていると。公認会計士の合格率は低く難しいこと、独立起業を目指す人も多いとその時知った。余談だが仲良くなった会計士さんの中には作家を目指して執筆中という人がいて後に賞をとりテレビに出まくっていた人もいた。

でも税理士のことはやはりわからない。夫の大学の親友は税理士をしていたはずだ。夫も私も息子の助けになることを言える自信が無い。毒親だ。夫が週末帰ると珍しく伝えてきたので、父ちゃんに聞いてと言っておいた。